メンテナンス

フローリングは日ごろの管理状態が適切でないと耐用年数に大きな影響が生じます。下記の点に注意してより良い床面をより永く保つことを心がけください。

ご注意いただきたいポイント

1
床は常に清潔に保つよう心かけてください。
ただし、フローリングは水分を嫌いますので通常のメンテナンスでは水拭きは避けてください。
2
出入口や、水跳ねの多い台所、洗面所や、鉢植えを置く場合には、水切りマットなどを敷き、床面を濡らさないようにしてください。
また濡れたマット類は、そのまま敷き放しにせず、交換するか速やかに乾かしてください。
3
ワックスがけにより表面の光沢、滑り具合を適切な状態にしてください。
4
不良個所を放置しないで速やかに手直しをしてください。

木質床材の維持管理について

日ごろの管理状態が適切でないと耐用年数に大きな影響が生じます。以下の点に注意してより良い床面をより永く保つことを心がけ、適切な対処をお願いします。

●床を常に清潔に保つこと。ただし、フローリングは、水分を嫌いますので通常のメンテナンスでは水拭きは避けてください。

●外から水を持ちこむ事の多い出入口や、水跳ねの多い台所、洗面所や、鉢植えを置く場合には、水切りマットなどを敷き、床面を濡らさないようにしてください。また濡れたマット類は、そのまま敷き放しにせず、交換するか速やかに乾かしてください。

●不良個所を放置しないで速やかに手直しをしてください。

清掃が適当でないと美観を損なうとともに、仕上がり塗装面の磨耗度が早まったりするなど、フローリングの傷みを早めることになりますので、清掃管理はおろそかにしないように心がけてください。

●砂、ホコリ、ゴミの除去は速やかに行ってください。

●日ごろのお手入れは水を使用せず、乾いた雑巾や、モップを使って乾拭きするようにしてください。
・科学雑巾・科学モップのご使用はお避けください。

●水をこぼしたり、濡らしたりした場合は、速やかに拭き取ってください。

●飲食物などの付着した汚れが乾拭きで取れない場合は、固く絞った雑巾か、中性洗剤を含ませた雑巾で、汚れを拭き取ってください。その際、必要最小限の床面だけを拭き取ってください。水の使い過ぎ及び水こぼしに注意して十分堅く絞った雑巾をお使いください。塗れ雑巾を頻繁に使用すると、表面にヒビ割れが生じることがありますのでご注意ください。

●水拭き掃除を頻繁に続けた場合、フローリングが水分を吸収し床面が膨張し、膨れ上がり・木の暴れ等の原因になります。また、ヒビ割れ、シミ、変色のもととなりますので、極力控えてください。

デラコート・UV(ウレタン)塗装を施した製品は表面を強い樹脂でコーティングされていますので直ちにワックスを掛ける必要ありません。ただどうしてもワックス掛けを行う場合や、日常のお使いいただく中でワックス掛けが必要とされる場合は下記の点に注意して作業を行ってください。

〔作業手順〕

①天気の良い日を選びます。

風通しを良くし、塗ったワックスが乾きやすいようにします。雨天時や、室温の低いときにはワックスがけを避けたほうが良いでしょう。

②フローリング表面のゴミ、ホコリ、汚れを取り除きます。

汚れがひどく、乾拭きでは拭き取れない場合は、水もしくは希釈した家庭用の中性洗剤を含ませた雑巾を硬絞りして拭き取ってください。中性洗剤を染みこませた雑巾を使った場合は、仕上に水だけで固く絞った雑巾での拭き取り、中性洗剤をしっかり取り除いてください。洗剤分がフローリングに残っていると、ワックスがきれいにのらず、むらになったり、艶が出なくなったりする場合があります。

③ワックスをきれいな雑巾に含ませ、しずくが落ちない程度に絞って木目方向に沿ってムラなく塗り伸ばします。

ワックスをバケツに入れモップを絞らずに床に塗ったり、床面に直接ワックスを流したりして塗り伸ばすことは、絶対にしないでください。フローリングが水分を吸い込み、表面だけでなくフローリング本体を傷めることになります。

④ワックスが乾くまで、塗布面を歩行しないようにし、充分乾いた後で、乾いた雑巾や、モップで乾拭きをします。

一度にたくさんワックスを塗るのではなく、薄く塗り伸ばし、乾いた後、重ね塗りをすると、よりいっそう光沢が出ます。

ご注意

1.ワックス掛けをする場合のワックスは木質床用樹脂ワックス(高密着タイプ)をご使用ください。表面保護性が高く取り扱いが簡単です。ただし、水分を多く含んでいるため一度に大量に使用すると床を傷める恐れがあります。また、気温が低く床表面温度が5℃以下の時使用するとワックスが粉化(白化)することがありますのでご注意ください。

※弊社推奨ワックス:ハイテクフローリングコート(リンレイ)

2.油性やロウ成分の入ったワックスは使用しないでください。床が滑りやすくなって危険です。

3.ワックス掛けのタイミングは使用用途、歩行頻度によっても異なります。床の状態をよくご確認の上ワックス掛けのタイミングをご検討ください。

4.ワックスをご使用の場合は一度目立たない場所で試し塗りをして問題がないか確認した上でご使用ください。

木製の塗装床ですので、不断の愛情を持ってお使いいただくことが、保護管理の基本になります。

〔フローリングを傷めないためのご注意〕

キズ防止のために

●家具や、イスが床と接する面にフェルトや柔らかいゴムキャップなどをつけると、キズを防ぐだけでなく、防音上効果的です。また、むやみに引きずらないように気を付けましょう。

●洋傘や先の尖った器物の持ち込みは、キズの原因になりますので出来る限り避けてください。

家具の移動やイスを引く場合

●キャスター付きイス及び家具を使用されますと、床材が破損したり表面にへこみキズが生じたります。置敷のカーペットなどを敷いて使用してください。

●ピアノのような重量物で点荷重の懸かる家具類を移動するときは、持ち上げるか、合板などで床を保護した上で行ってください。

●書棚、整理棚などの位置の微調整も、棚の中の荷物が入ったままずらすのではなく、面倒でも中の荷物を一旦出してから棚を持ち上げて移動するようにしてください。

冷蔵庫やピアノなどの重量物を置く場合

●重量を分散させるために脚部の床上に小幅の板や専用のインシュレーターを必ず置いてください。

ペットについて

●ペットのツメでフローリングの表面を傷つけたり、排泄物で変色したりする場合がありますのでご注意ください。

マット・カーペットの固定

●カーペット、玄関マットなどの固定のために粘着テープ(ガムテープ、両面テープ)の使用は避けてください。はがす時に、フローリングの表面を傷めることがあります。

ホットカーペット、暖房器具について

●ホットカーペットは、フローリング面に敷きこんで熱が直接加わるようなご使用方法は避けてください。
また、温風ヒーターなどをご使用になる場合は、暖房器具より出る熱風が、床面に直に吹き付けることのないようご注意ください。何れの場合でも、床表面にヒビ割れ(クラック)が生じたり、継ぎ目に大きく隙間が出たり、熱による焼けで変色する恐れがあります。

〔万が一、床を傷つけたり、汚したりしてしまったら〕

軽微なキズ

引っかきキズ、小さなかけ、へこみ等の軽微なキズの場合、市販されている(ホームセンター等)、床材用補修キット、補修液、パテ等で補修することが出来ます。

タバコ、アイロン等の焦げ跡

熱による焦げ跡は、一度つくと取れません。充分にご注意ください。またタバコの黄色いヤニは、アルコールを含ませた布で拭き取ってください。

子供の落書きなど

クレヨン、マジック、水性インキなどが付着した場合は、アルコールまたはシミ抜き用のベンジンを含ませた布で軽く速やかに拭き取ってください。

洗剤、灯油、コーヒーなど

薬品、液体洗剤、コーヒーやしょうゆなどをこぼした場合は、すぐに拭き取ってください。時間がたつとシミになって取れなくなる場合があります。

〔気温・湿度の変化による対応〕

年間を通じて気温、湿度の変化に注意してください。

●日ごろから室内の通気が充分行われるよう換気にご注意ください。(特に長期休暇時)

●梅雨時には、室内の湿度の上昇にご注意ください。

●冬季には、暖房機器の使用による影響で、室内が乾燥する場合があります。長時間乾燥した空気にさらされますと、フローリングが収縮を起こし、目地のスキや、反り等が生じる場合がありますので、適度な湿度を保つように気をつけてください。

〔水濡れ・日当たりについて〕

水濡れ

木質フローリングは水気を嫌います。長時間濡れたままにしておきますと、ヒビ割れ(クラック)やシミ、変色のもとになりますので、速やかに拭き取ってください。

●観葉植物などの鉢には、必ず水受け用の皿などを敷いて、水やりの時に床面にこぼれないよう充分注意してください。

●台所や洗面所周辺など、水が飛び散る恐れのあるところではマットを敷いて保護してください。また、湿ったマットを放置しておきますと、マットが吸った水分をさらにフローリングが吸ってしまうので、湿ったマットは乾燥させ、常に乾いたマットが敷かれているように心がけてください。

●窓や縁側からの雨の吹き込みに注意してください。フローリングが濡れた場合は、速やかに拭き取ってください。

●窓や、サッシの結露による水滴などに注意して、フローリングが濡れた場合は、速やかに拭き取って乾燥させてください。

直射日光

窓際など、長時間にわたり直射日光があたりますと、フロア表面に日焼けによる変色やヒビ割れ(クラック)が起こる場合があります。カーテンや、ブラインドなどで直射日光を遮るようにしてください。

〔虫害について〕

フローリング面に小さな穴があき、木クズが出てきた場合、虫害の可能性があります。

一般にフローリングは高温高圧工程を経て製造されるため、原材料、製造段階に起因する虫害はありません。流通段階や施工後に外部からの虫の飛来・進入により、虫害が発生します。万一発生した場合は、専用薬剤を散布・注入するなど、早期対応が必要です。専用薬剤はホームセンターなどでお求めいただけます。早期対応が困難な場合は、速やかに専門業者に相談の上、防虫処理を行ってください。

〔天然木だからおきること。〕

隙間について

木は空気中の湿度が高いと湿気を吸収して伸び、乾燥してくると湿気をはき出して縮む性質があります。年間の湿度・温度の変化、空調・暖房器具の使用頻度、日当たりの良し悪し等さまざまな条件によって、フローリングの継ぎ目部分で、若干の隙間が開いてくることがあります。

床鳴りについて

音の程度にもよりますが、フローリングの継ぎ目部分がすれて音が発生することがあります。これは、木の性質として延び縮みを生じることのよって発生するもので、やむを得ない現象です。商品の性能、使用上特に問題はありません。その他、水をこぼして長時間放置した場合や、水気の多いお手入れをされた場合などでも起こり得ますので、正しいお手入れ方法をお勧めします。これは生き物である木材を使用している以上やむをえない現象でありますので、ご了承ください。